母の日を前にギフト考


母の日が近づいてきました。

私は昨日、最近両親と行った旅行の写真を
出力し、カレンダーに貼り付けてシールペタペタ貼って
オリジナル旅行カレンダーを作りました。

手作り感満載の”モノより想い出”思い出し系のプレゼントです。



ところで贈り物文化とそれにまつわるビジネスがどんどん変わってきています。

1987年シャディがはじめたと言われているカタログギフトは
贈られる先様に選択の自由を与えた画期的だったものだったようで、
結婚式の引き出物などに今も大人気です。

そのカタログギフトも時代の要請に応じ変わってきており、
モノに溢れる時代を反映してか、「モノ」より「コト(体験)」
に価値を見出す新しい価値観に対応した、旅行やスポーツ、エステ等の
体験型ギフトが最近は人気のようです。

2008年4月には体験型ギフトの草分け的企業 GIFCOMが
母の日・父の日に向けて、健康グッズでなく、新たに“健康”そのものを
贈り物にする新たなスタイルとして「メディカルギフト」キャンペーン
を実施しました。これは数万円以上の高額ギフトですが、人間ドック
などを受診してもらうもので、「いつまでも健康でいてね!」という思いを
伝えるギフトといえるでしょう。




従来の3000円コースから好きな商品勝手に選んでというスタイルの
カタログギフトは、便利ではあるのですが、私は送る人の気持ちが
置き去りにされているようで、少し違和感を感じていました。

が、最近では贈る人の気持ちを反映しつつ、贈られ先の自由度も
尊重したカタログギフト的なものも誕生してきました。

例えばGIFCOM 「気持ち便」
http://www.webgift.jp/gifcom/front/html/intro_kimochi.jsp
全てをデジタルでやれば簡単なのですが、贈る形を大切にしたので
あろう、カタログ的な形を取っています。これはWebで申し込んで、
発展著しいオンデマンドバリアブルプリントを使ったビジネスモデル。


またデジタルならではの利便性をフル活用したサービスとしては、
楽天ギフトの「チョイプレ」
https://selectgift.rakuten.co.jp/top/searchMenuSection?contents=guide/choipre#gChoipre

「みんプレ」
https://selectgift.rakuten.co.jp/top/searchMenuSection?contents=guide/minpre1#gMinpre-w




さて、前置きが長くなりました。
先のプレゼント制作時に寄ったLOFTで発見したサービス。


■PhotoLetter



音のでるハガキなど数年前からありましたが、短い音声でなく、
写真を私の手作りアルバムのような出力形態でなく、データの
まま写真を贈っちゃうメッセージカードです。


しかも、細々と知る人ぞ知るではなく、
ド〜ン!とLOFTで告知してました。

私なんかは出力されたものの方が好きなタイプなんですが、
父母世代でもデジタルで写真を鑑賞するのが一般化してきた
ということなのでしょうか?

そういえば、細々と存在していたデジタルフォトフレーム
SONYから発売されて一気にメジャーになってきましたし・・・


”想い出”思い出し系プレゼントの写真を贈るという形も
変わりつつあるのかも知れません。